バルコニー排水口
こんにちは、山口です。
これからの時期は、夕立、ゲリラ豪雨や台風など、
集中して短時間に大量の雨が降る事が多いです。
先日ご相談があった事例を紹介します。
昨年のこの時期にも別のお客様から同じご相談がありました。
2Fや3Fの大屋根の排水パイプが、
下階のバルコニーやベランダの排水に流れるようにしてあると、
バルコニーの排水口はバルコニーの分の雨水だけなら排水できる大きさなのですが、
大屋根の雨水も合わさってくると、
排水される量よりも、雨が降ってくる量の方が多くなるため、排水が追いつかず、
バルコニーは冠水し、プール状態になってしまう事があります。
今回ご相談のあったお客様のお宅は、
サッシまで高さが3センチほどしかなかったので、
ゲリラ豪雨の際、冠水したバルコニーから室内に雨水が入ってきてしまい、
2Fの室内の床、1Fの床まで水浸しになってしまいました。
前述の理由に加え、バルコニーの排水口がゴミで詰まり気味で、
思ったほどには排水しなかったのも、
バルコニーがプールになり雨漏りしてしまった原因の一つです。
排水口の清掃をして、大屋根からの排水パイプを単独で1Fまで排水する事で、
ゲリラ豪雨時の雨漏りは解消されました。
排水パイプのふり替えは、ご自分では無理だと思いますが、
バルコニーやベランダの排水口の清掃はご自分でできる対策になると思いますので、
排水口の清掃を是非やってみて下さい!!
ご無理でしたら、私まで連絡して下さいね。
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パネルはしっかりと取り付け
こんにちは、山口です。
近年増加している雨漏り事例があります。
それは、急速に取付が増えてきた太陽光パネルの設置による雨漏りです。
先日もこの太陽光パネル取付が原因の雨漏りのお宅がありました。
築は40年ぐらいで、パネルを取り付けして7~8年が経っているお宅です。
このお宅の雨漏りの原因は大きく二つあります。
まず一つめ、
太陽光パネルを設置する際には、各種屋根材専用の支持金物があります。
このお宅は和型の陶器瓦の屋根に太陽光パネルが設置されていました。
しかし、このパネルの施工方法に問題がありました。
和型の陶器瓦には、専用の支持瓦があります。
しかしそれを使用せず、設置してあるのが一番の原因です。
次に二つめ、
築40年の屋根は当然劣化しているのに、
屋根の補修や改修をすることなく、太陽光パネルが取り付けしてありました。
太陽光パネルを設置する時には、築年数が経っている屋根に取り付けるのであれば、
まず、屋根を改修してから取り付ける事をお勧めします。
その時は電気屋さんではなく、屋根工事業者さんに点検してもらってから、
取り付けすると良いです。
屋根工事のプロの私まで相談して頂けたら良いと思います。
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外壁・ALC
こんにちは、山口です。
外壁のALCについてお話しします。
鉄骨造の3F建て等、戸建て住宅でもこのALCは広く使用されています。
断熱効果も高いですし、外壁材の中でも高級品の位置付けだと思います。
100ミリ厚の商品は、1Fから2Fの梁まで縦貼りで一枚で貼ることができます。
幅はいろいろありますが、一般的には60cmです。
60cmごとに縦目地があり、仕上げとしてシーリングが打ってあります。
このシーリングは経年劣化により、10年を過ぎてくると、切れたりひび割れをします。
サッシ廻りや開口部廻りのシーリングも同じく劣化により切れたりしますので、
シーリングの改修が必要になります。
住宅用の外壁の下には、防水シートが貼ってあり、
仕上げ材から雨水が入っても室内に入ることはありませんが、
この100mm厚のALCの下には、防水シートが貼ってない(貼れない)ですから、
経年劣化により大きなクラックが入りますと、
そこから雨水が入り込み、雨漏りになってしまいます。
外壁塗装改修をする場合は、
予めシーリング改修とこのクラック補修をしておくことが必要になります。
雨漏りになる前に早めに点検されることをお勧めします。
ご相談は私、山口までどうぞ!!
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ついに30年保証発売
こんにちは、山口です。
当然ですが建物は、経年劣化により、屋根や外壁の改修・補修工事が必要となります。
新築より10年間ぐらいのペースで工事が必要となります。
前にも紹介しましたが、屋根材料ではすでに30年保証付きの商品が発売されています。
新築でも、リフォームでも30年保証がついています。
すごいですよね!!
弊社でも毎月、この30年保証付きの屋根材で葺き替え工事をしています。
そしてこの度、外壁材でもこの30年保証付きの商品が発売されました。
ニチハ(株)のプラチナコート30という窯業系サイディングです。
30年間、変色褪色保証がついています。
この商品を施工して30年間、ノーメンテナンス保証です。
初期費用は4割ぐらい高額にはなりますが、
6尺品ならば、通常10年目くらいまでに行うシーリングの打ち替え工事も不要です。
塗装リフォームや、シーリングの打ち替え工事が不要なので、
トータルコストを考えたら、安くなります。
この外壁材と先に紹介した30年保証付きの屋根材を併せて使用したら、
大幅なメンテナンスコストダウンにつながります。
新築時には多少高値になりますが、長い間でみてみると、
本当に良い商品が発売されたと思います。
当然ですが、リフォームでも使用できますので、
気になられた方は是非、私までご相談してくださいね!!
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毎日暑いです
こんにちは、山口です。
先日の特別警報にてすごい量の雨が降り、
災害にあわれた方々には、心よりお悔やみ申し上げます。
自分たちでできることで、協力、支援していきたいと思います。
ここ最近は、気温が毎日のように38度、39度となり、
岐阜県が日本一暑いとメディアで言われています。
屋根の上で作業する僕たちは、さらに暑いです。
地上で38度だと、屋根の上では60度はあります。
2F建の2Fの部屋や平家建ての建物、
部屋の上が屋根・ベランダやバルコニーになっていると、
日中の屋根などの暑さによって、陽が落ちて夜になっても、
ドカリが抜けないため、暑いですね(汗)
屋根にも、通気・断熱を施工することにより、
ずいぶん小屋裏の温度が下がりますから、体感できるほどに変わりますよ!!
屋根の改修時や、新築時には、
この通気・断熱・遮熱の三つのキーワードを知っておくと、大変効果が実感できます。
エアコンの電気代なども下がるため、エコにもなります。
屋根の改修時にしか施工できないためにタイミングが大事です。
気になられる方がお見えになりましたら、山口までどうぞ。
的確にアドバイス致します。
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台風シーズンの前には点検を!
こんにちは、山口です。
住宅にはベランダやバルコニーが有るお宅が多いです。
ベランダやバルコニーの床には防水処理がして有ります。
この防水層は通常築10年を過ぎて来ると、
経年劣化により亀裂や気泡・浮きなどが出来、雨漏りの原因となります。
しかしそれよりも注意しなければならないのは、
排水口の詰まりによる雨漏りです。
ベランダやバルコニーには大きさにもよりますが、
1ヶ所~数ヶ所の排水口が必ずあります。
目視で確認してみて下さい。
無いと思われた場合にはエアコンの室外機や、
何か物の下になっている場合も数多くありますのでしっかりと確認して下さい!
一般的には2階の部屋からベランダに出るのに1段降りる場合には、
サッシの下端からベランダの床までの高さが5センチ~15センチぐらいあります。
「うちは5センチしかない!」と言うお宅様は特に注意が必要です。
排水口がゴミや落ち葉などで詰まってしまうと、
ベランダがプールの様に冠水状態となってしまい、
排水しきれない雨水が室内に漏水してきてしまいます。
酷い場合には雨水が天井から滝のように漏水し、
傘では追いつかない程の雨漏り状態にもなりかねません!
排水口からきちんと排水が出来ているかを定期的に確認して頂く必要があります。
台風シーズン前やゲリラ豪雨に備えて、排水口の点検・清掃を行なってください。
簡単な点検確認で雨漏りの予防になりますから、行う価値はあります。
原因が解らない場合の雨漏りは、私に相談して下さい!
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屋根塗装
こんにちは、山口です。
先日調査に伺って屋根に登ってみると、カラーベストが施工してありました。
色が褪せて、苔が生えてしまっている板と、
まだ色がほぼ褪せてもいない板と色々でした。
何かおかしい??
よく見てみると、屋根を塗装した塗料がめくれてしまっています。
なぜ??と思ってお客様に聞いてみたら、
約一年前にご主人様がホームセンターで購入してきた塗料を、
ご自身で施工されたという事でした。
カラーベスト屋根は、屋根本体はカラーベスト、
役物の部分は板金(鉄部)になりますので、
屋根本体と役物に塗る塗料は違います。
ご自身で施工して、一年でダメになってしまえば、
お金も、努力も無駄になってしまいます。
たかが塗料、と言ってもやはり専門的な知識がないと、
今回のようなことになってしまいます。
もう一点、苔が生えている板と生えていない板があったのは、増築をされた時に、
10年ほど使用した屋根材と新品を混ぜて葺いてしまったことが原因でした。
これも、施工された業者さんが悪いですね。
屋根工事、塗装工事はしっかりと選んで専門業者にお任せ下さい!!
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