セメント瓦
こんにちは
今回はセメント瓦についてお話ししたいと思います。
昔は和型のセメント瓦、平板のセメント瓦がたくさんお家の屋根材として使われていました。
築年数が20年〜30年くらいのお家にはモニエル瓦という輸入品のセメント瓦が一時期は数多く市場に出ていました。
現在モニエル瓦(セメント瓦)が施工してあるお家はまず屋根に苔が生えていないかを確認してください。表面の塗装が年数が経ち、劣化してくると、雨が降った時セメント瓦本体が雨水を含み、瓦から苔が生えてきてしまいます。
同じセメント瓦の屋根材にカラーベストがありますが、モニエル瓦はカラーベストよりも目が荒く、塗装をするにも本体が塗料をよく吸ってしまうため、何倍もの塗料が必要になります。
10年に一度くらい塗装などのメンテナンスを行っている場合はまだ大丈夫と言えますが、築15年〜20年のお家で一度も塗装工事をしたことがなく、瓦に苔が生えていたら問題です。
何故かというと輸入元のメーカーがすでに倒産しているので、一枚本体が割れた、袖瓦が落ちて割れたということが起きても、この世に材料がないため補修ができません。
モニエル瓦で雨漏りが起きたとしても材料がないため修理できない場合が殆どです。
一度お家の屋根をチェックしてみてください。
