天井にシミ
こんにちは
梅雨に入る前に一度、ご自宅をテェックしてみてはいかがですか?
ベランダや、バルコニーの下が部屋になっている場合は天井にシミ、またはカビなどが生えていないか?またはクロスの浮き、剥がれなどがないか?、2階の屋根、下屋(1階の屋根)なども同じようにチェックしてみてください。
シミはないがクロスが浮いていたり、剥がれていたりしている場合も要チェックです。
ベランダや、バルコニーの下が部屋になっているお家は天井に断熱材が入っています。
この断熱材の多くはグラスウールという物が使用してあります。
このグラスウールは繊維質で綿みたいなので少々の雨はこの断熱材が吸収してしまいます。どれくらい吸収するのかというと、500mlのペットボトル1本分くらいなら簡単に吸ってしまうのです。
また、断熱材の下に施工してあるプラスターボード(石膏ボード)も吸水性が良く、断熱材が吸収しきれなかった雨水を吸ってしまいます。
断熱材もプラスターボードも吸水しきれない量の雨水が入ると、やっとクロスにシミが出てきます。
つまり天井にシミができている状態は雨漏りの初期段階ではないのです。
多少のクロスの剥がれ、浮きでも天井裏に雨水が溜まっている可能性があります。
少しでもおかいいなと思われたらプロに点検してもらいましょう。