樹脂製キャップ
こんにちは山口です。
折板屋根の中でも、多い屋根材は88ルーフです。
山高が88ミリある屋根ですが、木造、鉄骨の車庫、店舗、工場の屋根や、倉庫の屋根、庇などの様々な建物に使用されています。
構造体の針の上に鉄骨なら溶接、木造ならピス打ちでタイトフレームと呼ばれる屋根を打ち付けるものを取り付けして、屋根本体(88ルーフ)はボルトをさして施工していきます。
10年以上、築年数が経ってくるとこのボルトナットが最初に錆びてきます。
このボルトナットが錆びて屋根本体に錆が移ってきて全体的に錆びてきてしまいます。
このために新築時から樹脂製のキャップがありますので、親ボルト、中間ボルト共にこのキャップをかぶせることにより、錆が出るのを防げます。
10年経っている屋根にも、施工できますので、この88ルーフのようなボルト、ナットで屋根を締め付ける屋根材には早めに樹脂キャップを取り付けすることをお勧めします。
住宅にはあまりないと思いますが、車庫などには多く施行されていますので一度確認してみてください。