雨漏り注意
こんにちは。
雨漏りと聞くとみなさんは屋根からというイメージをお持ちだと思いますが、意外と外壁からも雨漏りはたくさん起きています。
外壁から雨漏りすることは少ないと思われがちですがこれが意外と多いのです。
外壁の種類にもよりますが、セメントが塗ってあるモルタル壁やALC(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)、トタン、サイディング(外壁材)など数多く外壁の種類があり、例えばモルタル壁などは地震などでクラック(ひび割れ)が入り、そこから雨水が侵入してきます。
ALCは60㎝幅の縦張りが多いですが、目地ジョイント(板と板の継ぎ目)のシール切れや、モルタル壁と同じく、クラック部分からの雨漏りが多いです。近年の建築物では、2次止水として防水シートが仕上げ外壁の下に施工してあるので雨漏りは起きにくくなってきています。
しかし築浅の物件でもこの下地防水シートの施工不良により、雨漏りしている場合もあります。今までに築10年未満のお宅でも5、6件の修理がありました。
外壁から雨漏りは意外に多いのです。
サッシ枠などにシミがある場合は要注意です。お宅を一度点検してみて下さい。
長くお住まいになるためにはご自身でご自宅の建物がどんな状態なのか確認して頂けると良いと思います。