屋根材は地域によって選ぶ
近年、大きな地震が発生しています。
その為もあってか、屋根材は軽量な物が多く使用されています。
代表はやはり板金(トタン)製品、ガルバとも呼ばれますが、成型品が人気です。
この板金製品は施工する地域によっては 注意が必要です。
例えば鉄道の線路沿いにある建物はレールから飛散してくる鉄粉が、
屋根表面に付着して錆びてしまうことがあります!
他には海が近い・または海風の影響を受ける地域にある建物は、
塩害によって一般地域に比べると錆びが出るのは特に早いです。
更には、僕の地元は陶器・タイルなどが地場産業として根づいていますが、
この焼き物を焼くガス窯の煙突の下や周辺も注意が必要な地域です。
ガス窯からの排気により酸化が進み、早く錆びが出てしまいます。
屋根材がガルバなら10年の材料保証、
フッ素樹脂では20年の材料保証が付きますが、
先に挙げたような地域は対象外となりますのでご注意下さい。
この様な地域でお勧めできる軽量屋根材は、
ガルバの上に仕上げとして天然の石が貼って有る板金材です。
塩害地域でもメーカーさんから30年の材料保証が出ます。
なんと30年もですよ!!
地域によってしっかりと屋根材を選択しないと、
ランニングコストが高値になり負担が増加しますので、注意して下さいね。
分からない事が御座いましたらいつでもご相談下さい 。
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