雨漏り修理 blog

愛知県・岐阜県の雨漏り専門家です

天窓からの雨漏り

日に日に気温も上がり春本番の気候になって来ました。

この4月はまとまった雨が多く、雨漏り調査のお電話も沢山頂きました。

有難うございます。順番にまわっていますが、お時間頂く場合も御座いますのでご理解をお願い致します。

さて、今回は最近特に多い雨漏りの事例をお話ししようと思います。

それは「天窓からの雨漏り」です。

天窓は別名トップライトとも言います。何かと言いますと屋根に開口があって日差しを取り入れる為の窓です。開閉タイプのものは風を取り入れ、換気も行うことができます。

しかしこの天窓は屋根に取り付けてある為、外壁に取り付けてあるサッシに比べて経年劣化が早くなります。

ガラスと枠のシールの切れや屋根との取り合いの水切の劣化、天窓本体の劣化など様々な原因で雨漏りが発生します。

昔は10数社のメーカーさんが天窓を販売していましたが現在では製作は1社、販売は2社しか行っていません。(海外メーカーのVELUXが製作した物をYKKで販売など)

本体からの雨漏りは10年、ガラスシール、ガラス内部の結露は20年メーカーさんの保証が付いています。

 

現在、国内で天窓が取り付けてあるお宅は100万棟以上あると言われています。

新築で建ててから、早いお家では10年、遅くても25年から30年の間には確実に雨漏りします。先日のお客様はまた雨漏りしてくるならと、天窓を撤去し、瓦を葺いての改修工事を選択されました。

また、雨漏りしたままでは困るので直したいが、廃番品の屋根が施行してあり、必要な材料等がもう作られていないため部分改修が出来ない・・・という場合も今までに数件御座いました。

新築で天窓をつける際も、その後年数が経つにつれて雨漏りの確率が高くなる事などを考えて取り付ける方が良いかと思います。

日差しを取り入れる為には大変良い物だと思いますが良くご検討して下さい。

 

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