アルミ製車庫・庇
こんにちは、山口です。
今日は台風時によくある事例を紹介します。
それは、アルミ製の車庫(カーポート)、
洗濯干し場の雨よけの庇などの屋根が飛んだ、外壁が飛んだなどです。
庇の屋根材として取り付けしてあるポリカ波板は、
プラフックと呼ばれるプラスチック製のもので、下地に留め付けしてあります。
アルミ製の骨組みでできている庇などの屋根は、
貼り替え、部分補修する場合も既設と同じく、
このプラフックで留め付けしないと
大変な事になってしまいますから注意して下さい。
プラフックではなく、鉄やステンレス製のフックで留め付けしてしまうと、
屋根が骨組みに強固に固定されるため、屋根のみではなく、
骨組みごと本体が飛ばされてしまうことになります。
プラフックで留め付けてあればフックが切れるので、屋根のみが飛んでいきます。
屋根が飛んでしまえば、風は抜けていくため、
本体ごと飛ばされることを防ぐことができ、被害が小さくすみます。
本体ごと作り直すよりも、当然屋根のみの修理の方が安くすみます。
ご自分でホームセンターなどで買って、修理をされる場合は注意して下さいね。
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お掃除はしっかりと
こんにちは、山口です。
台風21号の強風で、お問い合わせやご依頼が殺到しています。
板金屋根(トタン)が飛んだ、板金の棟が飛んだ、瓦の平部がめくれた、
冠瓦が飛んで下に一列落ちてきた、スレートの棟・ケラバが飛んだなどなど、
たくさんの被害に遭われた方がいらっしゃいます。
早目の対応、そしてしっかりと調査させて頂きますが、
件数が多すぎて、間に合っておりません。
早くお助けしたいとは思いますが、何卒ご理解をお願い致します。
今回は、昨年の台風時にあった事例と同じ事例が、
今年の台風21号でも一件あったので、
お話ししようと思います。
この事例は未然に防げることでした。
昨年のお客様も、今回のお客様でもそうですが、
ベランダを使用していないため、ベランダに出ることがなかったそうです。
ベランダには当然ですが排水口があり、普通に生活していれば、
落ち葉やゴミが溜まり
掃除をしなければ詰まってしまいます。
通常の雨の量だったら排水できていた排水口も、
台風など集中的に雨が降った場合には降ってくる雨水の量が、
排水口が排水できる量を超えてしまうため、ベランダに水がたまってしまうのです。
たまった水はどんどん水位を増し、サッシから室内に入り、
大量の水で部屋が浸水してしまいます。
排水口のお掃除は、半年に一度ぐらいでも良いですので、
しっかりとやっておかないと、今回のようなことが起きてしまいます。
実際、ベランダに深さ20センチ以上も雨水がたまり、プールのような状態でした。
お気をつけてくださいね!!
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台風の後処理は大丈夫ですか?
こんにちは、山口です。
今週は台風21号がやってきましたね。
今回は非常に強い勢力となり、被害が多いため、
これからの安全と、早めの復旧を祈るばかりです。
今回のような強風もそうですが、この時期は、
「いつもは雨漏りしないのにこの時期だけ雨漏りが・・」
というお問い合わせを多数いただきます。
なぜこの時期にこのようなお問い合わせが多いのか、
それは普段の雨は上から降ってくるので、
それなりの量まででしたら大丈夫なのですが、
強風時は風を伴い雨が横から吹き込んでくるので雨漏りする場合があるからです。
土葺きの瓦屋根や、ベランダ(バルコニー)、緩勾配の板金屋根、外壁などなど、
たくさんの場所から雨漏りが多数発生します。
今まで様々な現場の事例を確認、調査、診断してきていますが、
他社さんで修理したが雨漏りが止まらない、
他社さんで調査してもらったが原因がわからないというお客様も、
たくさんおみえになりました。
雨漏りでお悩みの方はたくさんいらっしゃるのです。
しかし、止まらない雨漏りはありませんので、
雨漏り修理の専門家に一度ご相談ください。
その雨漏り、必ず止めてみせます。
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太陽光発電・売電問題
こんにちは、山口です。
太陽光発電は、今では新築住宅のほとんどの家に設置されていますね。
国の補助金もあり、この10年間ぐらいで、一気に普及してきました。
システム本体も発売当初からすると、
価格も随分と下がって設置しやすくなってきています。
最初の頃はシステムも高値でしたが、
売電価格も高値でした。
しかし現在では随分と売電価格も下がってきてしまっています。
住宅用の太陽光発電は、固定の買い取り制度を使う事で、
10年間売電できる権利と売電価格が保証されています。
電力会社各社と国の取り決めにより、
太陽光発電を設置する人に10年間の長期的な経済性を確保するものです。
しかしながら、この制度がスタートしたのが2009年、
つまり2019年には売電できる権利と売電価格の保証が失われます。
現時点ではその後どうなるかは明らかになっていません。
経済産業省の見解では、売電価格を11円/kwhにするとしています。
また、蓄電池を設置して、昼間発電した電気を夜間に使用するのも一つの方法です。
現在は蓄電池はまだまだ高価ですが、
この問題により、設置数が増えれば、
価格もパネルのように安くなってくるとは思いますが・・・
2019年以降、固定費取制度が終了する世帯は、方法を考える必要があると思います。
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バルコニー排水口
こんにちは、山口です。
これからの時期は、夕立、ゲリラ豪雨や台風など、
集中して短時間に大量の雨が降る事が多いです。
先日ご相談があった事例を紹介します。
昨年のこの時期にも別のお客様から同じご相談がありました。
2Fや3Fの大屋根の排水パイプが、
下階のバルコニーやベランダの排水に流れるようにしてあると、
バルコニーの排水口はバルコニーの分の雨水だけなら排水できる大きさなのですが、
大屋根の雨水も合わさってくると、
排水される量よりも、雨が降ってくる量の方が多くなるため、排水が追いつかず、
バルコニーは冠水し、プール状態になってしまう事があります。
今回ご相談のあったお客様のお宅は、
サッシまで高さが3センチほどしかなかったので、
ゲリラ豪雨の際、冠水したバルコニーから室内に雨水が入ってきてしまい、
2Fの室内の床、1Fの床まで水浸しになってしまいました。
前述の理由に加え、バルコニーの排水口がゴミで詰まり気味で、
思ったほどには排水しなかったのも、
バルコニーがプールになり雨漏りしてしまった原因の一つです。
排水口の清掃をして、大屋根からの排水パイプを単独で1Fまで排水する事で、
ゲリラ豪雨時の雨漏りは解消されました。
排水パイプのふり替えは、ご自分では無理だと思いますが、
バルコニーやベランダの排水口の清掃はご自分でできる対策になると思いますので、
排水口の清掃を是非やってみて下さい!!
ご無理でしたら、私まで連絡して下さいね。
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パネルはしっかりと取り付け
こんにちは、山口です。
近年増加している雨漏り事例があります。
それは、急速に取付が増えてきた太陽光パネルの設置による雨漏りです。
先日もこの太陽光パネル取付が原因の雨漏りのお宅がありました。
築は40年ぐらいで、パネルを取り付けして7~8年が経っているお宅です。
このお宅の雨漏りの原因は大きく二つあります。
まず一つめ、
太陽光パネルを設置する際には、各種屋根材専用の支持金物があります。
このお宅は和型の陶器瓦の屋根に太陽光パネルが設置されていました。
しかし、このパネルの施工方法に問題がありました。
和型の陶器瓦には、専用の支持瓦があります。
しかしそれを使用せず、設置してあるのが一番の原因です。
次に二つめ、
築40年の屋根は当然劣化しているのに、
屋根の補修や改修をすることなく、太陽光パネルが取り付けしてありました。
太陽光パネルを設置する時には、築年数が経っている屋根に取り付けるのであれば、
まず、屋根を改修してから取り付ける事をお勧めします。
その時は電気屋さんではなく、屋根工事業者さんに点検してもらってから、
取り付けすると良いです。
屋根工事のプロの私まで相談して頂けたら良いと思います。
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外壁・ALC
こんにちは、山口です。
外壁のALCについてお話しします。
鉄骨造の3F建て等、戸建て住宅でもこのALCは広く使用されています。
断熱効果も高いですし、外壁材の中でも高級品の位置付けだと思います。
100ミリ厚の商品は、1Fから2Fの梁まで縦貼りで一枚で貼ることができます。
幅はいろいろありますが、一般的には60cmです。
60cmごとに縦目地があり、仕上げとしてシーリングが打ってあります。
このシーリングは経年劣化により、10年を過ぎてくると、切れたりひび割れをします。
サッシ廻りや開口部廻りのシーリングも同じく劣化により切れたりしますので、
シーリングの改修が必要になります。
住宅用の外壁の下には、防水シートが貼ってあり、
仕上げ材から雨水が入っても室内に入ることはありませんが、
この100mm厚のALCの下には、防水シートが貼ってない(貼れない)ですから、
経年劣化により大きなクラックが入りますと、
そこから雨水が入り込み、雨漏りになってしまいます。
外壁塗装改修をする場合は、
予めシーリング改修とこのクラック補修をしておくことが必要になります。
雨漏りになる前に早めに点検されることをお勧めします。
ご相談は私、山口までどうぞ!!
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