雨漏り修理 blog

愛知県・岐阜県の雨漏り専門家です

塩ビ鋼板屋根

こんにちは、山口です。

先日、新規のお客様の雨漏り調査した時の事例を紹介します。

陶器工場の倉庫ですが、今は事務所として使用されていて、

築30〜40年は経っていると思います。

2階に雨漏りするという事で屋根に登らせていただき、調査しました。

原因はというと、新築時からの雨仕舞いの収まりが悪いための雨漏りでした。

お客様は中古物件を買われて改修し、会社の事務所として使用されている様です。

2階に上がってみると、

折板の裏貼りの断熱材の接着が剥がれてめくれている状態でした。

室内を今後、内装するという事でしたが、

このままでは冬場に結露して雨漏りと同じ様になってしまいます。

既設屋根が88折板で、塩ビ鋼板でした。

屋根にあちこち錆が出始めているため、

塩ビ鋼板材は、塩ビの部分とトタンが剥離してきてしまってます。

塗装では、元の塩ビが剥がれてきてしまうため、意味がありません。

そこで既設屋根に断熱タイトフレームを取り付けて、

グラスウールt=100を敷き込んで同じ88折板を貼り、

カバー工法にて改修する御見積りをしました。

この工法ですと、断熱材を入れる事で、

室内を今後内装しても結露を防ぐことができます。

色々な事例がありますが、間違ったご提案では御悩みは解消されませんのでご注意を!!

御悩みがございましたら、山口までどうぞ!!

 

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外壁に陶器瓦?

こんにちは、山口です。

先日の新規のお客様の雨漏り事例を紹介します。

今回は、1F和室の天井・壁に雨漏りするという事でした。

屋根に登ってみると、四方パラペットになっていて、屋根の内側はトタン張り、

外壁はなんと、和型のオレンジ色の陶器瓦が張ってありました。

何度も何度も他社さんで改修工事を行なったらしく、

シーリングでコテコテな状態でした。

調査した結果、笠木、瓦の屋根の取合や、

瓦の平部から雨水が侵入しての雨漏りが分かりました。

もう一つの異常は、谷樋が全く目視で確認できなかったことです。

水下の立上り部にもトタンが貼ってありまして、

その奥に谷樋(箱樋)があるのだと思います。

トタンをめくらないと見えないのですが、

軒天の落とし口の廻りにも雨シミがついていて、

オーバーフローなのか?

落とし口がゴミで詰まっているのか?のどちらかだと思います。

お客様に聞くと、ずいぶん前からこの雨じみはあったそうです。

今回の家は建売を購入されたそうです。

雨漏りの調査依頼も建売物件がダントツに多いです。

マイホームを購入されるときには、十分に業者さんを選んで、

購入される様にしてください。

中古物件を購入される時は一度、

僕らプロの建物の点検を受けてから購入することをお勧めします。

 

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ベランダFRP防水には

こんにちは、山口です。

ベランダ防水についてお話しします。

先日の雨漏り調査で、名古屋市の築18年の住宅に伺ったところ、

つい10日ほど前に、

屋根・外壁塗装、シーリングの改修、ベランダ防水の改修を他社で施工済みでした。

今回この工事は、玄関の天井に雨漏りしているので行なったそうですが、

雨が降ったら、施工前と全く変わらずに雨漏りしているという事でした。

なので僕が現場へ行くと、ベランダは既設がFRP防水なのに、

ホームセンターで売られている様な防水塗料が塗ってあるだけで、

防水層の改修工事は行っていませんでした。

各防水メーカーさんの仕様で改修すると、

防水メーカーさんから施主様に10年間の保証書がちゃんと発行されます。

今回お聞きした所、

「築18年も経っているのに防水の状態はとても良いからこの改修で良いです。」

と施工業者に言われたらしいです。

日曜大工をしているわけではないので、

しっかりと工事ができる施工業者を選ばないと、この様な事になってしまいます。

雨漏り修理には、しっかりと業者さんを選ばないといけません。

無駄な部分に何百万と使い効果がないのではお気の毒です。

なんども言いますが、業者選びは慎重に行って下さい。

 

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サイディング浮き

こんにちは、山口です。

今日は先日の現場調査での内容についてお話しします。

平家建てで築年数15年ぐらい、外壁に窯業系サイディングが貼ってあるお宅です。

お客様からご相談された内容はと言いますと、

サイディングがあちこち浮いていて、そこから雨水が入ってしまうと困るから?

という内容の相談でした。

現場に行くと、上下で貼り分けがされている外壁でした。

下は、腰壁2枚、横貼り、四方合いじゃくり品、

上は塗装品の3×10板が軸組在来工法に貼ってあります。

なぜ浮いてしまっているのか、建築図面で柱の位量を確認すると、

腰壁2枚は6尺品ですから、ジョイントとなるところの下には、

確実に柱が入っていないといけません。

ですがこの建物の構造材・下地材は、

6尺のサイディングに合わせてプレカットがされてなく、

サイディングのジョイント部の下に柱(下地材)が入っていない為、

サイディングをその位置で留めつけることが出来ず、

建物の3〜4箇所で浮いてしまっていたという事になります。

建てた建築屋さんは新築完工してすぐに倒産してしまっているみたいです。

今回の場合は、本当にプロが建てた建物なのか?と思ってしまいました。

今すぐ修理が必要ではありませんが、将来的には必要になってくるので、

おおよその改修の金額を申し上げましたら、

「お金が準備できたらお願いします。」と言われました。

僕の前に◯ーマホームセンターに来てもらったらしいですが、

素人かな?という説明で、これはまずいという事で、

僕の所にご相談されました。

建物の事ならなんでもご相談にのりますので、お気軽にご相談ください。

 

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築50年ぐらい

おはようございます、山口です。

今日は築50年ほどの建物の屋根についてお話しします。

現在、施工中の各務原市の屋根全面改修工事の現場の屋根について詳しく紹介します。

まず、築年数が50年経っていますと、今までの施工した現場もそうなんですが、

天井に断熱材が入っていません。

ですから雨が漏る様になると緩衝材もない為、

室内に大量の雨水が入ってきてしまいます。

また近年の野地は構造用合板が隙間なく貼られていますが、

当時は野地の幅が70〜120幅ぐらいで、

板と板との間が一枚分くらい隙間を空けて貼ってあります。

ですから、土葺きの瓦屋根の場合

経年劣化すると野地の隙間から砂や、土が降ってきてしまいます。

なので屋根をめくった時に天井裏を掃除機でしっかりと清掃しました。

新しい屋根材は土葺きではないのでこれからは心配ありません。

断熱材も天井に入っていませんから、

新しく施工した野地合板の上に遮熱防水シートを貼り、

断熱材付きの板金横葺き屋根材で仕上げました。

もっとよく知りたい方は、

HPにアクセスしていただければ写真にて詳しくわかると思います。

 

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雨樋から漏れる

おはようございます、山口です。

今日は、「雨樋から雨水がポタポタ漏れてくる」についてお話しします。

雨樋は古くから、軒樋・竪樋共に塩化ビニル製(塩ビ)の物が多いです。

日本の夏は暑く、35℃以上、最近の寒い日では-5℃なんて日もあり、

一年を通して気温差が30〜40℃にもなります。

この塩ビは、夏の暑い時期にはどうしても伸びてしまい、

逆に冬の寒い時期は縮んでしまいます。

それを繰り返すうちに継手などが切れてしまったり、割れてしまったりします。

ですので、継目や出隅部からポタポタと漏れてきてしまいます。

特に屋根の形が寄せ棟ですと、軒樋が建物一周繋がっていますから起こりやすいです。

切妻は直線ですから、比較的なりにくいと思います。

各メーカーからはこの様な事を防ぐために伸縮用の部材がちゃんとありますが、

その部材を使用してある物件は、ほとんど見かけません。

その他、軒樋は塩ビですが、中に芯が入っているメーカーもあります。

パナソニックは代表的な芯入り樋のメーカーです。

部分的な補修・取替えをしても、

既設の古い樋と新しく取替えた部分では伸縮が違いますから、

すぐに「樋でまた雨漏りが」何て事になる場合が多いです。

この様な場合もお問い合わせ下さい。

 

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訪問販売業者

こんにちは、山口です。

今回は訪問販売業者についてお話しします。

「近所の〇〇さんで屋根工事をしている会社ですが・・・

 お宅の屋根、傷んでおり鬼瓦がズレてきていますよ。」

などと、突然やってきて不安を煽るような事を言う業者が多く存在します。

その業者が信用できないからと当社にもお問い合わせが沢山あります。

実際に僕がお伺いすると何も異常がない事が多いです。

これは典型的な訪問販売業者の手口で、必要の無い工事を勧めて来ます。

 

以前、うちのお客様でこんな事例がありました。

一軒家にご高齢のお母様と息子さんの二人でお住いというお客様でした。

日中息子さんがお仕事に出かけられてる際にお母様が同じような手口で、

「漆喰が剥がれてますから雨漏りして大変なことになりますよ。」

と不安を掻き立てられて漆喰の工事を息子さんに内緒で契約されてしまいました。

たまたま漆喰の工事日が土曜日で息子さんがお休みでしたので発覚しましたが、

当日でしたのでキャンセルも出来ず、そのまま工事をしたそうです。

 

後日、僕が調査に伺うと、既設の漆喰の撤去がされてなく、

そのまま上から塗ってあるだけの素人工事で、

漆喰工事がやりにくい場所は何も手付かずでした。

なんと2時間の一人作業で工事金額は28万円もしたそうです。

ありえない金額ですし、瓦の本棟から雨水が入っていますので、

2、3年ですぐに剥がれてしまいます。

漆喰が剥がれるのは大半雨水が入ってしまっているのが原因ですので、

棟の積み直しが必要な場合が殆どです。

もし訪問販売業者に不安を煽られた場合は、

 弊社でもご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談下さいね。

 

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