トタン屋根は音がうるさい?
こんにちは、山口です。
トタン屋根(板金成型品)は皆様によく、
「音がうるさいから・・・あまり屋根材としては使用したくない。」
と言われてしまいますが、軽量というメリットがあります。
メンテナンスをしていれば、耐久性は半永久です。
陶器瓦屋根に比べたら、重さは約10分の1です。
メンテナンスはサビが出る前に塗装をすることです。
昔は雨が降るとトタンに雨音が響くのがデメリットでしたが、
近年ではこの雨音の対策として音鳴防止材を各種屋根材に貼り付けます。
これだけで雨音が随分と軽減されます。
見た目はテープが貼り付けしてあるだけなので「効果あるの?」
という感じがしてしまいますが、音鳴防止テープを貼ってある屋根材と、
貼っていない屋根材にホースで水をかけてみると、
音鳴防止テープが貼ってある屋根材は貼っていない屋根材に比べると、
水の弾く音が軽減されます。
全く音がしないという訳ではありませんのでご注意を。
サビ保証も近年では25年保証なんてコイルも発売されています。
板金成型品はオススメの屋根材です。
雨漏りのご相談はこちらをクリック↓
天井から光を取り入れたい
こんにちは、山口です。
ちょっとしたアドバイスを参考にしてみてください。
現在、寝室、吹き抜けや部屋に陽ざしが入らないから、
夢のマイホームではなんとかしてみたいなんて方々も、
多く見えると思います。
天窓(トップライトなどと言いますが)から太陽光、
または夜の月明かり、なんていう理想もいいと思います。
しかし、僕がこの雨漏り修理の専門家として活動し始めてからでも、
本当にたくさんの建物でこの天窓(トップライト)から発生した
雨漏りを見てきました。
やはり、屋根の一部に穴を開けて光を取り入れるということは、
それなりのリスクを覚悟しての取り付けとなります。
築10年ぐらいまでは大丈夫だと思いますが、
15年、20年となってくると経年劣化によって、
雨漏りの発生する率もグンと上がってきてしまいます。
現状、天窓(トップライト)が取り付けしてある建物で、
雨漏りしたお客様は全て、天窓(トップライト)を解体してその部分も、
普通の屋根に戻される方が良いかと思われます。
弊社にご相談いただいたお客様は全てその選択をされています。
天窓(トップライト)を取り付けしたい方は参考にしてみてくださいね。
雨漏りのご相談はこちらをクリック↓
雨量がすごい
こんにちは、山口です。
今年は梅雨には全くと言ってよいほど雨が降りませんでしたね。
しかし、梅雨が明けたと思ったら、
関東地方では17日連続で雨量が観測されたそうで、
なんと40年ぶりだそうです。
近年は本当に異常気象だと思われる天気ですね。
集中豪雨が今年は特に多いと思いますが、ちょっとした点検や、
清掃で防げる場合もありますので、
チェックして実施してみてはと思います。
ベランダやバルコニーには排水口があります。
先月の台風でも事例はありましたが、
洗濯などされるお客様は特に、
髪の毛や糸くずホコリなど排水口に詰まってしまい、
雨水の流れが悪くなり、水が溜まってしまいます。
室内の大量の雨水が入ってきてしまう恐れがあり、
傘をささなければいけないほどの雨漏りになってしまいます。
ベランダ・バルコニーにエアコンの室外機があり、
その下に排水口が隠れている場合は特に、
普段見えないところですので、清掃することにより、
雨量がすごい時でも、随分と防げると思います。
ぜひチェックしてみてくださいね。
雨漏りのご相談はこちらをクリック↓
ベランダ・バルコニー
こんにちは、山口です。
今回はベランダ・バルコニーの立ち上りについてお話しします。
屋根、外壁と違って、ベランダやバルコニーは普段見落としがちになる場所です。
ベランダ・バルコニーからの雨漏りも、
事例としてはたくさんのお問い合わせがございます。
大体は施工不良というよりも、
築年数が経っていての経年劣化が原因での雨漏り事例が多いです。
防水も種類や工法が様々ですが、
築年数が10年を過ぎてくるとひび割れや浮き、
ジョイント部の剥がれや、
排水溝にゴミが詰まっているなどが原因で雨漏りが発生してしまいます。
一度ご自宅のベランダ・バルコニーをチェックしてみると良いと思います。
これ以外のベランダ・バルコニーからの雨漏の原因は、
防水層の端末のシールの切れや隙間から、
台風や強風時に風が雨水を巻き込むということがあります。
ベランダの笠木の隙間、
または笠木の外壁との取合の端末からの雨漏りも多いです。
これからの時期に備えて今一度、
ご自宅の点検をしてみても良いと思います。
わからなければ、僕に連絡いただきましたら点検に伺います。
雨漏りのご相談はこちらをクリック↓
銅板製
こんにちは、山口です。
今回はほぼ100%と言ってもよいくらい、
雨漏りになる原因の例を紹介したいと思います。
日本では築年数が20年ぐらいより古い建物は陶器瓦の屋根が多いと思います。
近年ではカラーベストや板金屋根材や、
軽量瓦の屋根も多くなってきています。
陶器瓦屋根は屋根の型状にもよりますので、
全ての陶器瓦の建物ではありませんが、谷樋と呼ばれる部分があります。
谷樋とは、屋根と屋根が交わっている部分(谷)に施工されている板金です。
屋根から流れてきた雨水を軒先へと流す役割があります。
この谷樋が築20年以上前は銅板製なのです。
トタンや、ガルバリウム鋼板ならまだ良いのですが・・・
近年の雨は酸性雨です。
銅は酸に弱く、瓦から雨水が落ちる場所はいつも同じ場所になるため、
銅板製の谷樋は15年ぐらいすると、
綺麗に瓦のピッチで穴が空いてしまいます。
この穴を放置するとどんどん大きくなり、
また何箇所も穴が空いていく事になりますので、
雨漏りがすぐに酷くなってしまいます。
ステンレス製の谷樋に入れ替えすれば大丈夫です!
もちろん工事はプロにお任せください。
プロへのご相談はこちらをクリック↓
集中的に
こんにちは、山口です。
梅雨も明けたというのに天気が微妙な日や雨の日が多いですね。
最近では、九州や秋田、新潟など各地で集中豪雨が降りました。
犬山市周辺でも先日に雨が降りました。
加子母や付知町でも一時間に100mm~120mmもの雨が降った様です。
ベランダやバルコニーなどは排水口が細いので、
ゴミなどが詰まっていると、
ゲリラ豪雨などでベランダがプール状態になってしまい、
室内に雨水が大量に入って雨漏りしてしまったりもしますので、
今一度、ご自宅のベランダやバルコニーの排水口に、
ゴミなどがないかチェックまたは清掃したほうがいいと思います。
ベランダの下が外部になる建物はまだいいですが、
下が部屋になっている建物は特に注意してチェックしてみて下さい。
普段はなかなか目につかずに見落としがちになる所です。
しっかりと豪雨時に備えて確認しておくといいと思いますよ!!
ご相談はこちらをクリック↓
昔の仕様
こんにちは、山口です。
最近はあちこちで集中的な豪雨が起きています。
雨が短時間で何十ミリも集中的に降り、
あちこちで被害が出ていますので、
皆様も、お気をつけてくださいね。
さて、今回は瓦の施工、葺き方についてお話しします。
昭和に建てられた住宅の陶器瓦屋根は、
土葺きという工法(仕様)で葺いてあります。
この土葺きは土の粘りで瓦が固定する工法で、
年数が経過しますと瓦がズレたり下がったりしてきてしまいます。
こういった屋根の野地板の上には、ひかわや杉皮が敷いてあります。
大雨や強風時に瓦本体の下に雨水が入ってしまった場合、
そこで、土やひかわなどが雨水を吸ってくれればいいのですが、
吸いきれないほどの雨が入ってしまうと、当然雨漏りしてしまいます。
昔の仕様ではこのように防水シート(ルーフィング)などの、
下葺き材がないために近年の雨の降り方では対応できない事が多いです。
これからの時期も、夕立が起こったりゲリラ豪雨が起きたりします。
昔の仕様(施工工法)では限界がありますので、
ご注意してくださいね!!
ご相談はこちらをクリック↓