集中的に
こんにちは、山口です。
梅雨も明けたというのに天気が微妙な日や雨の日が多いですね。
最近では、九州や秋田、新潟など各地で集中豪雨が降りました。
犬山市周辺でも先日に雨が降りました。
加子母や付知町でも一時間に100mm~120mmもの雨が降った様です。
ベランダやバルコニーなどは排水口が細いので、
ゴミなどが詰まっていると、
ゲリラ豪雨などでベランダがプール状態になってしまい、
室内に雨水が大量に入って雨漏りしてしまったりもしますので、
今一度、ご自宅のベランダやバルコニーの排水口に、
ゴミなどがないかチェックまたは清掃したほうがいいと思います。
ベランダの下が外部になる建物はまだいいですが、
下が部屋になっている建物は特に注意してチェックしてみて下さい。
普段はなかなか目につかずに見落としがちになる所です。
しっかりと豪雨時に備えて確認しておくといいと思いますよ!!
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昔の仕様
こんにちは、山口です。
最近はあちこちで集中的な豪雨が起きています。
雨が短時間で何十ミリも集中的に降り、
あちこちで被害が出ていますので、
皆様も、お気をつけてくださいね。
さて、今回は瓦の施工、葺き方についてお話しします。
昭和に建てられた住宅の陶器瓦屋根は、
土葺きという工法(仕様)で葺いてあります。
この土葺きは土の粘りで瓦が固定する工法で、
年数が経過しますと瓦がズレたり下がったりしてきてしまいます。
こういった屋根の野地板の上には、ひかわや杉皮が敷いてあります。
大雨や強風時に瓦本体の下に雨水が入ってしまった場合、
そこで、土やひかわなどが雨水を吸ってくれればいいのですが、
吸いきれないほどの雨が入ってしまうと、当然雨漏りしてしまいます。
昔の仕様ではこのように防水シート(ルーフィング)などの、
下葺き材がないために近年の雨の降り方では対応できない事が多いです。
これからの時期も、夕立が起こったりゲリラ豪雨が起きたりします。
昔の仕様(施工工法)では限界がありますので、
ご注意してくださいね!!
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モニエル瓦
こんにちは、山口です。
今回はモニエル瓦(セメント瓦)についてお話しします。
このモニエル瓦とはセメントで出来ています。
ですが、数年前にメーカーが倒産していますので、
製品がありません。
先日も
「袖瓦が大屋根から地面に落下して割れています。」
とのお問い合わせで現地に調査に行くと、
袖瓦が3枚外れて落下していました。
原因はというと、袖瓦の横に捨水切
(横から入った雨水を水下まで、捨て水切り、または捨樋とも言う。)
が原因でした。
新築時の施工不良ですがお客様に当然わかるはずがないですから、
瓦が地面に落ちてきて初めてびっくりした・・・という事です。
10数年前まではこのモニエル瓦も、
ローコストメーカーや建売住宅などで多く使用されていましたから、
ご自宅がモニエル瓦で施工してある建物は、
一度点検した方が良いと思います。
そこのお宅様も、瓦が落ちてから日数が経っていると思いますが、
軒天にも雨シミがよく出てきてしまっていました。
ご自宅の屋根を一度チェック、点検してみて下さいね!!
危険だと思われたらこちらまでご相談を!
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大波スレート
こんにちは、山口です。
今回は大波スレートについてお話しします。
大波スレートは工場や、車庫、倉庫の屋根などに昔は使用されていました。
近年ではあまり新築では見られなくなりましたが、
この大波スレート(外壁は小波スレートで施工)
聞いたことがあるかもしれませんが、
現在のものはノンアスベストと言って、入っていません。
スレートは新品でも水を吸います。
このため10年を過ぎてくると屋根に苔が生えてきてしまいます。
当然撥水効果がなくなっているため、
ヒビ割れや継目(ジョイント)の浮きなどが起き、
そこから雨漏りします。
この経年劣化している建物に塗装をしても雨漏りは止まりません。
基本、塗装で雨漏りの修理改修はできませんので、ご注意を!!
張替えをするか、カバー工法にて現在の屋根の上に新しい屋根をかぶせる!
これが改修方法としてオススメです。
解体・産廃処理費用もかからずに改修できるからです。
大波スレートの改修はカバー工法での施工・改修がいいと思います。
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今年は空梅雨
こんにちは、山口です。
今年の梅雨はどこに行ってしまったのですかね?
中部地方ではほとんど雨は降っていませんね。
そのおかげで現場は例年よりはなんとか天気の影響を受けずに進んでいます。
しかし、雨が降るこの時期に降水量が少ないのは、
僕たち外仕事はとても助かって良いのですが、
農作物への影響や水不足の心配が出てきてしまいます。
これはまた夏に向けて問題になってくるところですね。
雨はそんなに降らないですが、
湿度は高いのでムシムシしているのは毎年と何も変わらない気がします。
作業している屋根の上の温度は太陽の熱、それから屋根からの照り返しで、
地上で気温が35度程度の場合、55度〜60度になり、
なんと気温プラス20〜25度はあります。
雨は降っていませんが、職人達にとって本当に辛い時期です。
この暑さではなかなか体も慣れていませんので、
一番辛い時期になります。
現場も安全第一で作業に進めてまいりますので、
施工中の現場のお客様はご理解・ご協力をよろしくお願い致します。
まだ工事が着工できていないお客様にも、
重ねてお願い申し上げます。
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留め付け具は何
こんにちは、山口です。
今回は屋根材、外壁材、下地合板、雨樋の金具など、
留め付けるのに何を使用しているか?
についてお話ししたいと思います。
大きくは、釘打ちなのか、ビス(ネジ)留めなのかに別れると思います。
例えば鉄釘の場合は錆びますし、抜けやすいです。
屋根の下地が木下地ですと、釘で留め付けている場合は、
木下地が腐ってくる15年を過ぎてくると釘が浮いてきてしまいます。
屋根、外壁、トタンサイディングなども、
釘では抜けてくる可能性がありますので、
しっかりとビス(ネジ)などで留め付けた方が良いですね。
カバー工法で合板下地などを施工するときは、
既設の垂木までしっかりとビスで留め付けることにより強度が増します。
仕上げ用の役物の留め付けにもビスを使用することにより、
強風時、台風時などの役物の飛散を防ぐことができます。
このビスもたくさん種類があります。
何を使用するかによって寿命も大きく変わってきます。
一般に、鉄、メッキに比べて、ステンレスやカラーステンレスなどの方が、
寿命が長いです。
各所の留め付けが、釘なのかビス留めなのかを確認した方が良いですね!!
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仕様の確認
こんにちは、山口です。
工事を契約してから着工するまでの間に、
例えば、屋根の葺き替え工事を契約したとした場合に、
屋根はどんなメーカーのどの様な種類・製品かをしっかりと確認してみて下さい。
そしてその商品本体に一体何年の材料保証が付けてもらえるのか?
などしっかりと仕上げ材料の仕様を確認して下さい。
そこで大事なのは下地工事です。
仕上げ材については工事が完工してからでも、
まだ確認できますが、下地の合板を張替えしてある・ない?
ですとか、垂木が取り替え、または補強してある・ない?
防水シートはどのメーカーのどの様なものが張ってあるか?
下地の留め付けは、釘打ちなのかビス留めなのか?
仕上げ用の留め付けは釘なのかビス留めなのか?
屋根の葺き替え工事を一つ取っても、
仕様の確認は色々あり、大事になります。
特に下地などは仕上がってしまえば、見えないため重要になります。
契約内容と使用する材料、資材が違うなんて場合もあります。
仕様によって、屋根の寿命も大きく変わりますので、
確認を怠らない様、ご注意して下さい。
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